▼アメリカンウイスキー 大別 | vishuに酔いしれ!

▼アメリカンウイスキー 大別

■あまり聞きなれない、アメリカンウイスキーとは?


「バーボンソーダ!」「バーボンロック!」。
子供のころは、そんなことを言ってみてカッコつけたり
したもんでした。今考えるとありえないな…はずかし…。
生涯、カッコつけて生きたいと思っているワシも、
カッコつけ方が間違っていた時期があったわけで。

ウイスキー好きと言うとワシの周りには「バーボン派」
「モルト派」の2つに割れることが多い。そして、それぞれ
に愛着を持ち、忠誠心を持った人が多い。
こだわる事って、大切です。
でも、たまには違うものもいいもんよ。
ワシは浮気者です。スコッチとバーボンどころか、
あらゆる酒が大好きです。なぜなら、単純にウマイから。
なかには、「うえ~っ!」ってのもあるけれども、
めぐり合わせは大切にしている。これはなんだか、音楽にも
にているかも知れない。(音楽も雑食です)

さて、アメリカンウイスキー。
バーボンで語られることが多いアメリカ産のウイスキーの
少々ですが、実はたくさんの種類があります。

<誕生>
1783年、エヴァン・ウイリアムズによりアメリカでの
ウイスキー生産は幕を開ける(同名のウイスキーあり)。
その後、アイルランドやスコットランドの入植者達が
ペンシルバニア、バージニアでその生産に拍車をかけた。
その後はスコッチ・アイリッシュ同様ウイスキーに重税をかけられ、
生産地はより奥地へ、またケンタッキー、テネシーへと移って
行った。千産地が移ったと同時に、原料も変化していった。
それまでは入植者達の知識と技術により大麦やライ麦が中心
だったが、この地ではトウモロコシの方が適している事を
発見。次第に現在のアメリカンウイスキーに近づいていく。
しかし、その後1920年、悪名高き「禁酒法」の施行。
(今後、世界的に「禁煙法」なんてのも出てくるのかな?
禁酒法もそうだけど、そんな世の中、ワシはゆるさん!)
禁酒法、施行はされども当然密造・密輸入の嵐。
時同じくして、アメリカ独特の「カクテル」という酒文化も
この法律から生まれたものなのだ。


<分類>
アメリカンウイスキーには大きく分けて4つの種類が存在する。

・ストレートバーボンウイスキー
・ストレートライウイスキー
・ストレートコーンウイスキー
・テネシーウイスキー

※すいません、かいつまんでます。
本当は10種類近くあるのですがマーケットに
ほとんど出回っていないので省略します。
(アメリカンにもブレンデッドとかがあるんです)


というわけで、バーボンの話も長くなるな…