▼スコッチウイスキー ん~、たまらん! | vishuに酔いしれ!

▼スコッチウイスキー ん~、たまらん!

■フハハハハ!ついにスコッチの出番がきた!!!

実はわたくし、スコッチウイスキーを飲む為に
生まれてきました!コイツはすごいですよ。
ヒジョーに奥が深い&底が見えない。
わたくしが知っていることなんか、実はほんの
表面的な話だけですが、知れば知るほど楽しい
&おいしい!ウイスキーが好きな人にも、そう
で無い人にも是非知ってもらいたいし、楽しむ
きっかけになってもらいたいと切に、切に思い
ます。近年、「モルト」が流行し、なんのこっ
ちゃ?という方もいるかと思いますが、それは
スコッチのある部分の事を指します。
この酒についてはたくさんの登場人物がいるので、
幾つかの回に分けてご紹介します。


< 誕生 >
スコッチウイスキーとは、その名が示すとおり
イギリス北部のスコットランドで作られたウイスキー。
その歴史は15世紀の末に始まる。スコットランド大蔵省の
記録に「アクアビテ」という言葉が残されており、
アイルランド同様、ウイスキーの前身がここで生産
されていたことが明らかになっている。その後18
世紀にはウイスキーと言う言葉が登場。時同じく
してスコットランドとイングランドが統合。
この歴史の中で、「麦芽税」というイングランドの
税制がスコットランドにも適用されるようになり
実はそれが現代のスコッチウイスキーの基礎を作った。
というのも、正味な話、誰でも徴税を逃れたい。
ローランド地方の大規模蒸留業者はウイスキー蒸留に
麦芽以外の穀物を混ぜ、麦芽税を軽減させる方法をとった。
これに対し、小規模な蒸留業者はハイランド地方の山奥に
蒸留所をつくり、徴税の目をくらます方法をとった。
つまり、密造である。その際、作業がしやすいという
理由で原料は大麦麦芽のみ、麦芽の乾燥は近くにあった
ピート(泥炭)、貯蔵にはシェリーの空き樽を流用した。

なんか分かってきたでしょ?
先の大規模蒸留業者が生産していたのはのちのグレーン
ウイスキー、あとの小規模蒸留業者はのちのモルトウイ
スキーと言う訳です。よくモルトで「シェリーフィニッシュ」
とかあるでしょ?これもそれです。


さわりだけ書いてこれだけのボリューム…。
次回はスコッチの大別(多分パート1)かな?